カーインライジングは、蹄に軽いトラブルが発生したものの、自身の連勝記録を21に伸ばす挑戦へ向けた予定に変更はない。デビッド・ヘイズ調教師は「いつもどおりです」と話した。
香港ジョッキークラブ(HKJC)は水曜日の午後、リリースを発表し、カーインライジングに月曜日、軽度の蹄の異常が見つかったと報告した。翌日の精密画像検査では、左後肢の蹄に打撲が確認されたとしている。
HKJCで獣医規制・福祉・バイオセキュリティ政策部門を統括するブロンテ・フォーブス博士は、報告の中で状態が改善していることを明らかにした。カーインライジングは引き続きHKJCの獣医師による経過観察を受け、日曜日のG3・香港特区行政長官盃までに、同部門による追加検査を受ける。
ヘイズ師は、今回の頓挫について、日曜夕方の直近のバリアトライアルから戻った後、カーインライジングが後肢を蹴り出した際に負ったものだと説明した。
「トライアルを終えて厩舎へ戻った後、壁を蹴って蹄を打撲しました。実際、月曜日には少し跛行していました」
「その後、プール調教で泳がせたところ、月曜午後には異常が見られなくなりました。ただ、これほど注目度の高い馬ですから、HKJCの方にもちろん報告しました」
「HKJCの対応としてはCT検査を行い、さらにX線検査と、靱帯損傷がないかを調べる超音波検査も実施しました。いずれも異常はありませんでした。翌日には通常どおり調教できましたし、結果的には杞憂だったということです」
ヘイズ師は、この問題によって短距離王者の調教スケジュールが中断されることはなかったとし、カーインライジングは木曜早朝も予定通りに追い切りを行うと述べた。
「蹄のトラブルは良い方にも悪い方にも転びますが、今回は良い方へ向かいました。壁を蹴ったことでできた打撲にすぎず、今は問題なく、調整も通常どおりです。実際は大した騒動ではありませんでした」
カーインライジングは日曜までにHKJCの獣医師による確認をクリアする必要があるが、ヘイズ師は同馬が香港特区行政長官盃へ出走し、その後はジ・エベレスト連覇を目指して来月シドニーへ再遠征できると見ている。