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「新星台頭・古豪復活」ジ・エベレスト2026:有力候補パワーランキング(10月1日更新版)

G1・マニカトSで復活勝利を手にしたジミーズスターが6つ順位を上げ、G3・ヘリテージSを逃げ切った3歳牝馬のブルードアも即座に出走枠を確保。決戦まで残り16日。ジ・エベレスト戦線の行方は動きがありそうだ。

「新星台頭・古豪復活」ジ・エベレスト2026:有力候補パワーランキング(10月1日更新版)

G1・マニカトSで復活勝利を手にしたジミーズスターが6つ順位を上げ、G3・ヘリテージSを逃げ切った3歳牝馬のブルードアも即座に出走枠を確保。決戦まで残り16日。ジ・エベレスト戦線の行方は動きがありそうだ。

先週日曜日、コーフィールド競馬場のG1・マニカトステークス(1200m)をジミーズスターが制した。

その24時間前には、ローズヒル競馬場のG3・ヘリテージステークス(1100m)でブルードアが逃げ切り勝ち。両レースの結果を受け、Idol Horseによるジ・エベレストのパワーランキングにも順位変動が生じた。

今週、ニューゲートとGPIレーシングは、保有する出走枠にブルードアを指名。カーインライジング、ニンジャ、ヘッドウォールに続く4頭目の出走確定馬となった。一方、G1・4勝目を手にしたジミーズスターは、出走枠を持つ陣営からのオファーをまだ待っている。

一方、ゲストハウスはウォーウーヴンが制したG1・ゴールデンローズSで6着。しかし、不利を受けての敗北だった。

テンプテッドとヘッドウォールの2頭は、土曜日のG2・プレミアステークス(1200m)を最後の前哨戦としてジ・エベレストに臨む。ニンジャも、この一戦を最後に本番へ向かう可能性がある。カーインライジングは火曜日、ランドウィック競馬場でバリアトライアルに出走する。

王者を追う挑戦者たちを、Idol Horseのエキスパートたちはどう評価したのか。今週のランキングを紹介する。

1. カーインライジング –

馬齢/性別: 6歳騸馬
調教師: デヴィッド・ヘイズ
戦績: 24:22-2-0
主な勝ち鞍: G1・ジ・エベレスト(2025年)

現在、カンタベリーパーク競馬場の検疫施設で落ち着いて過ごしている。10月6日にはザック・パートン騎手を背にランドウィック競馬場のバリアトライアルに出走し、同17日の本番まで実戦を使う予定はない。

週末のコーフィールド競馬場とローズヒル競馬場での結果を受けても、首位の評価は変わらなかった。

昨年のこの時期は、遥かに騒がしかった。2025年のジ・エベレストを6日後に控え、カーインライジングが出走取消となり、後肢に跛行があって飼い葉食いも落ちているとする投稿がXに現れた。

すべては事実ではなかったが、賭け市場はこの怪情報に反応。ベットフェアでの前売りオッズは1.75倍から2.6倍へ上がり、TABは裁決委員がカーインライジングの無事を確認するまで投票の受付を停止した。

投稿はオーストラリアの著名な競馬専門キャスター、ギャレス・ホール氏の名義で行われ、ホール氏は、デヴィッド・ヘイズ師の息子のJD・ヘイズ師に電話をかけ、自分のアカウントが乗っ取られたと伝えた。

デヴィッド・ヘイズ師によれば、投稿直後は「6時間、電話が鳴りやみませんでした」という。騒動後の土曜日、カーインライジングはテンプテッドを1馬身1/4差で退け、騒動に決着をつけた。

今週水曜日にも、同馬が万全ではないとする根拠のない噂がXに現れた。ただし、昨年の騒動ほどには広まらなかった。カーインライジングは来週火曜日の重要なバリアトライアルを前に、調教で軽快な動きを見せ、懸念を払拭した。

2. テンプテッド –

馬齢/性別: 4歳牝馬
調教師: キアロン・マー
戦績: 13:8-2-2
主な勝ち鞍: G1・サラウンドステークス(2026年)

週末は出走せず、2位を維持した。ヘッドウォールを破ったG2・コンコルドステークスが今季の好発進となり、土曜日のプレミアステークスを経てジ・エベレストに向かう。

ランドウィックでの一戦へ向け、ゴドルフィンの第一候補であることに変わりはない。バイヴァハトのマニカトステークスでの走りも、その序列を覆さなかった。

キアロン・マー調教師によれば、テンプテッドは昨年より良くなっているという。ただし、カーインライジングも成長している以上、そうでなければ勝負にならない。

Tempted winning the Concorde Stakes
TEMPTED, CHAD SCHOFIELD / G2 Concorde Stakes // Randwick /// 2026 //// Photo by Jeremy Ng (Getty Images)

3. ジョリースター –

馬齢/性別: 6歳牝馬
調教師: クリス・ウォーラー
戦績: 23:10-5-4
主な勝ち鞍: G1・TJスミスステークス(2026年)

ウォーラー師は、この牝馬を昨年と同じローテーションでジ・エベレストへ向かわせる。G2・ザ・ショーツでマズにクビ差の2着となってから4週間の間隔を空け、同師が保有する出走枠でジ・エベレストへ直行。本番が休み明け2戦目となる。

4. エンジェルキャピタル ↑1

馬齢/性別: 5歳牡馬
調教師: クリス・ウォーラー
戦績: 18:6-2-2
主な勝ち鞍: G1・サールパートクラークステークス(2026年)

自身は出走していないが、ゲストハウスがゴールデンローズで期待に応えられなかったため、一つ順位を上げた。

G1・サールパートクラークステークスでの勝利は、ユーロンの出走枠に入るための最も強いアピール材料だ。同陣営のレーシングマネージャーであるダニー・ロルストン氏は先週、レース後の状態を見極めるまでは出走を確定させないと話していた。

5. ジミーズスター ↑6

馬齢/性別: 7歳騸馬
調教師: キアロン・マー
戦績: 30:12-5-4
主な勝ち鞍: G1・マニカトステークス(2026年)

G1・メムジーステークスを前に、陣営が示した条件は明快だった。

かつての「ジミー」が戻ってくれば、ジ・エベレスト参戦の話も再び動き出す。あの日の走りは説得力を欠いたが、マニカトステークスでは「ジミー」が戻ってきた。

初めてブリンカーを着け、発馬で後手を踏んで最後方へ。イーサン・ブラウン騎手が大外へ持ち出すと、爆発的な末脚を発揮し、通算4度目のG1制覇を果たした。

「スタートはひどかったのですが、騎手は自信を持って乗り、絶妙なタイミングで仕掛けました」とマー師は話した。ブラウン騎手はブリンカーにも一定の効果を認めたが、何より「これ以上ないほど真面目な馬です」と馬を称えた。

昨年のジ・エベレストでは、カーインライジングが勝ったレースで3着に入った。今は出走枠を必要としている。10月17日のランドウィックが昨年と似た馬場傾向になれば、再び上位に入る可能性がある。

6. ゲストハウス ↓2

馬齢/性別: 3歳牡馬
調教師: ミック・プライス&マイケル・ケント・ジュニア
戦績: 6:3-1-1
主な勝ち鞍: G1・ゴールデンスリッパー(2026年)

サンドメニコステークスで破ったウォーウーヴンの後塵を拝し、G1・ゴールデンローズ(1400m)で6着に終わった。

スムーズな競馬ができず、距離延長も、復帰戦でローズヒル競馬場のコースレコードを更新した時の切れ味を鈍らせた。より大きな問題は、クールモアがジ・エベレスト路線を維持するかどうかだった。マイケル・ケント・ジュニア調教師によればレース後の状態は良く、予定に変更はない。

同馬を共同管理するプライス調教師は、「ジ・エベレストに向かうことになると思います。そして、ほかの馬と同じように、カーインライジングを負かしにいくでしょう」と、競馬ニュースサイト『Racenet』に語った。

「出走枠を持っているのはクールモアです。まだ決まってはいませんが、候補に入っています」

「ペースが厳しくなり、馬場が渋れば、この馬には間違いなく有利だと思います」

Guest House winning the G3 San Domenico at Rosehill
GUEST HOUSE, ZAC LLOYD / G3 San Domenico Stakes // Rosehill /// 2026 //// Photo by Jeremy Ng (Getty Images)

7. ブルードア NEW

馬齢/性別: 3歳牝馬
調教師: ビョルン・ベイカー
戦績: 4:2-2-0
主な勝ち鞍: G3・ヘリテージステークス(2026年)

ナッシュ・ローウィラー騎手を背にG3・ヘリテージステークスで逃げ切り勝ち。2着のキアロンズスターを2馬身1/4差を突き放し、この勝利がジ・エベレスト参戦につながった。レース直後、ベイカー師はスカイレーシングの生中継で馬主のジョン・シングルトン氏に呼びかけた。

「シンゴ(シングルトン氏の愛称)、見ていますか?」

数日後、ニューゲートとGPIレーシングが保有する枠での出走が決まった。

今季初戦のザ・ローズバドではチリーガールに、続くG3・サンドメニコステークスではゲストハウスに敗れ、いずれも2着だった。ジ・エベレストでは51kgを背負う。現時点の出走予定馬には先行タイプが少ない。「51kgなら、長く先頭で走れるでしょう」とシングルトン氏は話した。

8. ヘッドウォール ↑1

馬齢/性別: 7歳騸馬
調教師: マシュー・スミス
戦績: 20:7-6-4
主な勝ち鞍: G2・コンコルドステークス(2025年)

自身は出走していないが、マズとバイヴァハトが後退したことで、一つ順位を上げた。ウィットビー、ウェレット、マッデン、マッキャンの4氏が保有する枠での出走が確定している。

1年ぶりの実戦となったG2・コンコルドステークスでは2着。マシュー・スミス調教師が望むレース勘を取り戻すため、土曜日のプレミアステークスに出走する。前走のG2・ザ・ショーツでは5着だったが、上がり600mは当日の全レースを通じて最速だった。

9. ニンジャ ↓3

馬齢/性別: 4歳騸馬
調教師: マイケル・フリードマン
戦績: 10:5-1-2
主な勝ち鞍: G2・ホバートヴィルステークス(2026年)

自身は出走していないものの、ジミーズスター、ブルードア、ヘッドウォールに抜かれ、三つ順位を下げた。

ただし出走は揺るがない。ジ・エベレストに向けては、フェアウェイ・サラブレッズが保有する枠を確保し、出走馬の中では最速で参戦を確定させた。土曜日のG2・プレミアステークスは、G2・ザ・ショーツの9着から巻き返す機会となる。

10. マズ ↓3

馬齢/性別: 8歳騸馬
調教師: ジョセフ・プライド
戦績: 47:11-4-9
主な勝ち鞍: G1・ドゥームベン10000(2022年)

出走枠についての報道はなく、プライド調教師自身も枠を求めていない。G2・ザ・ショーツの後、4度目のジ・エベレストはマズが勝てる舞台ではないとの見方を明確にした。判断は馬主のトリプルクラウン・シンジケーションズに委ねられている。

11. バイヴァハト ↓3

馬齢/性別: 4歳牡馬
調教師: クリス・ウォーラー
戦績: 15:4-3-1
主な勝ち鞍: G1・メムジーステークス(2026年)

陣営はG1・マニカトステークスを、バイヴァハトが1200mに対応できる馬かどうかを見極める一戦と位置付けた。ジミーズスターの後方で9着に終わった結果は、同馬にとって好材料とはならなかった。

ゴドルフィンの第一候補がテンプテッドである以上、G1・メムジーステークスの勝ち馬は距離を延ばし、ゴールデンイーグルへ向かう可能性が高そうだ。

12. キングズシークレット –

馬齢/性別: 5歳騸馬
調教師: ジョセフ・プライド
戦績: 15:6-3-3
主な勝ち鞍: リステッド・カンタベリースプリント(2026年)

先週は出走せず、12位を維持した。G2・ザ・ショーツでは同厩舎のマズにクビ差で敗れて3着。ただしヘッドウォールとニンジャには先着しており、プライド厩舎のもう1頭の短距離候補として名前が挙がっている。

慎重なプライド調教師は今季の序盤、この馬には2027年のジ・エベレストの方が現実的だと話していた。

「こうしたレースを走るには、あと12カ月は必要だと思います」とシドニーモーニングヘラルド紙に語り、たびたび変更されるシドニーの番組では、その一段下の短距離戦が足りないとも嘆いた。

「コンコルドステークスやザショーツは以前、もっと格下のレースでした。ですが今は、賞金100万豪ドル(約1億1000万円)が用意され、良い馬がみんな出てきます。こうした馬のために、リステッドやG3、あるいは質の高いオープンハンデ戦を組む必要があると思います」

IDOL HORSE、多言語で展開するグローバル競馬ニュースネットワーク。

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