インビンシブルアイビスは、出走前の検査で繋靱帯の損傷が見つかったため、月曜日のG2・シャティントロフィーを回避する。12月の香港国際競走にも復帰が間に合わない見通しだ。
香港ダービーを制した同馬は、先月のG3・セレブレーションカップで休み明け初戦を制し、12月のG1・香港マイルに向けて有力候補と目されていた。
インビンシブルアイビスを管理するマーク・ニューナム調教師は、シドニーで飛行機への搭乗を控えるなか、Idol Horseの取材に「左前脚の繋靱帯脚部に損傷が判明しました。今朝の画像検査で分かりました」と語った。
「獣医師の詳しい報告と、リハビリにどれほどの期間が必要かという判断を待っています。月曜日のレース(シャティントロフィー)は回避し、しばらく休養することになります。まだどのくらいになるかは分かりませんが、12月に間に合う可能性は極めて低いと思います」
1週間前、インビンシブルアイビスはニューナム師自身が騎乗して追い切りを行い、5日前にもルーク・フェラリス騎手が騎乗して追い切りを行っていた。その調整過程では、異常を伺わせるような兆候はなかったという。
ニューナム師は今回の調整過程について、「速歩での歩様にはまったく問題はありません」と説明した。
「今朝、厩舎の獣医師がレース前の検査をしたときに、繋靱帯がほんの少し腫れていることに気づき、念のため詳しく調べた方がいいと判断しました。それがなければ気付かなかったと思います」
「調教時の速歩での歩様は100%正常です。ここれまで脚元に問題を抱えたことはなく、蹄を痛がったことさえ記憶にありません。それでも、こういうことは起きてしまうものです」
「獣医師と話して何ができるかを確認し、対処できることはすべて行います。獣医師の推奨判断にもよりますが、最初の数週間は運動を引き運動だけにとどめ、馬房で安静に過ごすことになると思います。その後は、従化トレセンへ移すことも考えられます」
「今後については、獣医師の推奨と、どこの施設なら最も有効に活用できるかによって決める予定です」
インビンシブルアイビスが月曜日のG2・シャティントロフィーを回避することになり、このマイル戦の出走馬は11頭に減った。その中には、4月にシャティン競馬場でG1・チャンピオンズマイルを制して以来の実戦となる、同厩馬のマイウィッシュも含まれる。
「喜びも落胆もありますが、どのレベルでもそれが競馬というものです」とニューナム師は話した。
「インビンシブルアイビスの復帰にどれだけ時間がかかるかは分かりません。ただ、早い段階で見つけることができましたし、跛行がないことも好材料です。復帰は馬の状態が整ってからです。復帰時期をあらかじめ決めることはできません」