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カーインライジングのジ・エベレスト前最後の試走を火曜日に控え、ザック・パートン騎手はシドニーの空模様を気にしている。ランドウィックには大雨の予報が出ており、香港のスーパースターが重馬場でどう走るかを知る機会になればと考えている。

カーインライジングは火曜午前9時、ランドウィック競馬場の本コースで行われる1000mのバリアトライアルに出走する。ジ・エベレストまたはキングチャールズ3世ステークスの登録馬を対象とし、トライアルには6頭がエントリーしている。

ジ・エベレストでも対戦する可能性のあるエンジェルキャピタルとジョリースターに加え、アメージングジャーニーとアポカリプティックが顔をそろえる。ニンジャも火曜日のトライアルに登録しているが、代わりに土曜日のプレミアステークスに出走する見込みだ。

豪州気象局は、土曜日のシドニーで雨が降る確率を現在のところ95%と予報している。雨量は最大20mmに達する可能性があり、午後には雷雨も見込まれるが、来週初めには天候が落ち着く見通しだ。

火曜朝までにランドウィックの馬場に雨の影響がどれほど残るかによって、10月17日の本番前最後のバリアトライアルでカーインライジングについて確かめられることも変わる。

バリアトライアルでも騎乗するパートンは、「今回は天候次第です。今後数日間、シドニーではかなりの雨が予想されていますし、バリアトライアル当日も降るかもしれません。そうなると予定も少し狂います」と話す。

「ただ、馬場が湿っていれば、ランドウィックの軟らかい馬場にどう対応できるか、感触をつかめます」

道悪は、ジ・エベレスト当日には“1000日間無敗”となる同馬に残された、数少ない本当の未知数だ。香港では雨の影響を受けた馬場でも実績があるという見方を、パートンは退けた。

「香港の馬場でも水分を含んだ状態を経験している、と言う人はいます。でも、そのときも『1:08』で走っています。それだけ軟らかい馬場ではなかったということです。豪州で本当に軟らかい馬場になれば、あの時計では走れません。ですから、道悪はまだ経験していないんです」

世界最高賞金の芝競走まであと15日。カーインライジングに太刀打ちするのがますます難しそうなライバルたちにとって、道悪は残された数少ない望みの一つだ。

カーインライジングは9月6日、トップハンデを背負ってシャティン競馬場の芝1200mを「1:06.11」で走破した。同距離のコースレコードを更新するのは5度目で、ブックメーカーでは1.3倍の本命に推されている。

パートンは、昨年のジ・エベレストでの走りを、この騸馬の最高のパフォーマンスの一つとは評価していない。本番前にランドウィックで行ったバリアトライアルにも、その兆しが表れていたと考える。

カーインライジングは昨年、1000mで行われた現地の試走で、ラインバッカーとオーバーパスに次ぐ3着で入線した。勝ったラインバッカーのタイムは「58.39」。パートン自身もカーインライジングの走りに厳しい評価を下していた。

「結果を振り返れば、ジ・エベレストには勝ちましたが、あれはそのシーズンで一番良くない走りだったと思います。ですから、本番前の試走も、当時お話ししたとおり、この馬の水準からすればかなり良くない内容でした」

デヴィッド・ヘイズ調教師が管理するカーインライジングは、今回は昨年より仕上がりが進んでいる。パートンが火曜日のトライアルで求めるものは多くない。

「この馬については、まず落ち着いて周回し、きちんと振る舞って、今年は昨年より現地の環境に慣れていると分かれば十分です。試走でどう走るかは、そのとき次第です。ランドウィックにもう一度慣れることが目的です」と、パートンは狙いを語った。

ヘイズ師は今週、同馬がカンタベリーパーク競馬場の検疫拠点で元気に過ごしていると明かした。

「昨年の今ごろより良い馬になっていると思います。レーティングもそれを示していますよね。昨年より約10ポンド上がっています」

本命馬以外では、出走枠の行方が決まっていない馬も多く、顔ぶれはまだ固まりつつある段階にある。

今週、ブルードアがカーインライジング、ニンジャ、ヘッドウォールに続いて出走を確定させた。一方、G1・マニカトステークスを勝ったジミーズスターは、まだ出走枠獲得の知らせを待っている。

土曜日にランドウィックで行われるG2・プレミアステークス(1200m)は、挑戦馬の何頭かにとって、実力を証明する場というより最後の調整の一戦だ。Idol Horseの最新パワーランキングに入る12頭のうち、テンプテッド、ヘッドウォール、ニンジャ、マズ、キングズシークレットの5頭が、15頭立ての出走馬に名を連ねる。

テンプテッドは昨年のジ・エベレストでカーインライジングの2着に入って以来、負けていない。11番枠を引いたものの、オッズは1.8倍から1.6倍へ下がった。ヘッドウォールは約1年の休養を経て、マシュー・スミス調教師が求める実戦での仕上がりを高めるために出走する。

ニンジャがカーインライジングと同じバリアトライアルに登録しているのは、あくまで念のためだ。ザ・ショーツでの9着から巻き返しを図り、土曜日のプレミアステークスに出走する見込みとなっている。

トミー・ベリー騎手は『レーシングアンドスポーツ』のレイ・トーマス記者に、フェアウェイ・サラブレッズの出走枠でジ・エベレストに向かうニンジャは順調で、大外枠から臨んでマズに敗れた前走も、見た目以上に内容は良かったと話した。

「一番外の枠だったので、序盤は控えめに乗るしかありませんでした。その結果、前に行った馬に有利な展開になってしまいました」とベリーは振り返った。

ベリーは、休み明けのミサイルステークスを勝ったときの戦法に戻す考えを示した。

「プレミアステークスでは、この馬が一番いい走りをしていた頃のように、再び前につけると思います。先行争いのプレッシャーを受けても、そこからもうひと脚使える馬です。休み明けのミサイルステークスでも、それを見せてくれました」

「前走は枠が悪かったので別の乗り方を試しました。あの状況ではやむを得ない選択で、乗り方自体が悪かったとは思っていません。ただ、うまくいきませんでした。今後は以前のように、もっと積極的に乗ることになると思います」

マイケル・コックス、Idol Horseの編集長。オーストラリアのニューカッスルやハンターバレー地域でハーネスレース(繋駕速歩競走)に携わる一家に生まれ、競馬記者として19年以上の活動経験を持っている。香港競馬の取材に定評があり、これまで寄稿したメディアにはサウス・チャイナ・モーニング・ポスト、ジ・エイジ、ヘラルド・サン、AAP通信、アジアン・レーシング・レポート、イラワラ・マーキュリーなどが含まれる。

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