香港のファストネットワークは、9月25日に日本から香港へ戻る予定で、9月27日に中山競馬場で行われるG1・スプリンターズステークスには出走しない。同馬を管理するデニス・イップ調教師が、Idol Horseに明らかにした。
G1で好走歴のある6歳騸馬のファストネットワークは、G2・セントウルステークスとG1・スプリンターズステークスの2戦を予定して日本へ遠征していた。しかし、その初戦となった先週日曜日の阪神競馬場では、15着と期待を裏切る結果に終わった。
イップ師は敗戦後、ファストネットワークに喉の問題が再発したことを明かした。同馬はこの問題のため、2025年5月に喉頭蓋エントラップメントを解消する手術を受けていたという。
トレーナーは自身のアシスタントを通じてIdol Horseの取材に答え、ファストネットワークの出走取り止めを伝えるとともに、「スプリンターズステークスには出走しません」と述べた。その後、携帯電話のメッセージで、香港へ戻る日程も直接明らかにした。
香港ジョッキークラブ(HKJC)の競走担当部長、グレッグ・カーペンター氏はIdol Horseに対し、HKJCはJRAから出走取消や出走取り止めの通知は受け取っていないものの、ファストネットワークを香港へ帰国させる手配が進められていると認識していると話した。
ファストネットワークは先週末、日本のG2競走に出走する数少ない海外調教馬の一頭となった。スプリンターズステークスでは、2005年のサイレントウィットネス、2010年のウルトラファンタジーに続く、香港調教馬3頭目の制覇を目指すはずだった。
また、陣営がこのタイミングで日本遠征を選んだのは、世界最高のレーティングを持ち、無敵とも思えるカーインライジングと、シャティン競馬場で再び対戦するのを避ける狙いもあった。
ファストネットワークには、スプリンターズステークスでもセントウルステークスに続き、ダミアン・レーン騎手が騎乗する予定だった。