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日本中央競馬会(JRA)が、馬券を発売できる対象海外競走の大幅な拡大を発表した。先週後半に発行された官報に、競馬法第3条の2第1項に基づく指定競走を改める農林水産省告示が掲載されたことを受けたものだ。

告示は官報掲載と同日に施行され、海外馬券発売の対象に多数の国際G1と重賞が加わった。JRAは9月5日以降に行われる海外競走から、今回の変更を適用する。

対象競走は従来の32競走から116競走へと拡大した。その中でも目を引くのが、香港競馬とオーストラリア競馬の拡充だ。

JRAは今後、センテナリースプリントカップ、クイーンズシルバージュビリーカップ、チャンピオンズ&チャターカップ、香港ゴールドカップ、スチュワーズカップを含む香港の全G1について、海外馬券を発売できる。

オーストラリア競馬では、2020年の見直しで対象から外れていたメルボルンカップとコーフィールドカップが発売対象に復帰。これにジ・エベレストやVRCチャンピオンズデーの主要競走が加わる。

香港競馬とオーストラリア競馬以外でも、対象は大きく広がった。米国のブリーダーズカップや英チャンピオンズデーで行われる対象競走が増えたほか、サウジカップデーとドバイワールドカップデーに組まれるサラブレッドの重賞競走、さらに英国、フランス、ドイツ、アイルランドのクラシックと古馬主要G1が新たに加わった。

今回の対象拡大に先立つ4月のシャティンでは、香港チャンピオンズデーが大きな盛り上がりを見せた。カーインライジングはチェアマンズスプリントプライズを制し、自身が持つシャティン競馬場のコースレコードを更新するとともに、連勝記録を20に伸ばした。

日本国内でもファンの関心は高く、同日にJRAが馬券を発売した主要3競走の売上は、過去最高の計42億7940万400円に達した。前年比20.6%増となった。

JRAは現在、競馬法第3条の2に基づいて指定された海外競走のうち、日本調教馬の出走が予定されている競走を馬券の発売対象としている。新たな取扱いの適用後は、9月13日のフライングファイブステークス(サトノレーヴ)と9月18日のジョッキークラブゴールドカップ(フォーエバーヤング)が、今回新たに加わった競走のうち、最初の発売対象となる可能性がある。

マイケル・コックス、Idol Horseの編集長。オーストラリアのニューカッスルやハンターバレー地域でハーネスレース(繋駕速歩競走)に携わる一家に生まれ、競馬記者として19年以上の活動経験を持っている。香港競馬の取材に定評があり、これまで寄稿したメディアにはサウス・チャイナ・モーニング・ポスト、ジ・エイジ、ヘラルド・サン、AAP通信、アジアン・レーシング・レポート、イラワラ・マーキュリーなどが含まれる。

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