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ライアン・ムーア騎手が12月9日、ハッピーバレー競馬場でロンジン・インターナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップ(IJC)のタイトル防衛に挑む。ムーアを含む9人の海外勢には、ほかに過去の優勝者3人とロンジン・ワールド・ベスト・ジョッキーも名を連ねる。

全4戦で争われるシリーズには、ジェームズ・マクドナルド騎手、ジョアン・モレイラ騎手、クリストフ・ルメール騎手、サフィー・オズボーン騎手、ディラン・ブラウン・マクモナグル騎手、ウィリアム・ビュイック騎手、レイチェル・キング騎手、ミカエル・バルザローナ騎手がムーアとともに出場する。

この大会では、最多ポイントを獲得した騎手には60万香港ドル(約1200万円)が贈られる。

ザック・パートン騎手は、昨シーズンに9度目の香港リーディングを獲得したことで、IJCへの出場が確定している。

残る2枠は、パートンを除く今シーズンの騎手リーディング最上位の出場資格者と、地元出身騎手の最上位者に与えられる制度となっており、今年は、両枠とも地元出身騎手が獲得する可能性が高い。残る2枠は11月25日のハッピーバレー開催終了時点の順位で決まり、地元出身騎手3人が争っている。

ヴィンセント・ホー騎手とジェリー・チャウ騎手が12勝で並び、2勝差でデレク・リョン騎手が追う。見習いのニコラ・ユエン騎手は13勝でリーディング2位につけるが、IJCの出場資格はない。調教師との見習い契約下にあり、斤量の減量特典を受ける騎手は出場できないためだ。

ホーは2023年、香港の地元出身騎手として初めてIJCを制し、昨年もチャウとの接戦を制して地元出身騎手枠を獲得した。チャウはその後、昨シーズン終了までにホーを上回り、初のトニー・クルーズ賞(最優秀地元出身騎手)を受賞。今回はIJC初出場を目指している。

ムーアは昨年、脚の骨折から復帰し、コルレオーネとトライアンファントモアで勝利を挙げ、24ポイントで優勝した。2010年以来となる通算3度目のIJC制覇で、パートン、ダグラス・ホワイト、フランキー・デットーリに並ぶ歴代最多タイに到達した。香港では、香港国際競走の4競走すべてを制した実績も持つ。

2025年に過去4年間で3度目となるロンジン・ワールド・ベスト・ジョッキーに選ばれたマクドナルドは、2024年にホリー・ドイル騎手と同点の2位に入ったものの、IJC初優勝にはまだ手が届いていない。ニュージーランド出身のマクドナルドは、9月に引退したロマンチックウォリアーのG1通算15勝のうち、香港カップ4勝を含む14勝で手綱を取った。

フランス人騎手のバルザローナは2024年の大会を30ポイントで制し、その後もキャリア最高の好調ぶりを維持している。2025年にはカランダガンでキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス、チャンピオンステークス、ジャパンカップを制し、ダリズで凱旋門賞も勝利している。

また、今年2月にはリヤドのインターナショナル・ジョッキーズ・チャレンジで30ポイントを獲得して優勝し、3月にはカランダガンでドバイシーマクラシックを制した。

今月、バルザローナはダリズで凱旋門賞を連覇。同レースを連覇した牡馬は、1977年と1978年のアレッジド以来となった。ロンジンワールドベストジョッキーのランキングでは、ムーアの152ポイント、マクドナルドの150ポイントに続き、106ポイントで4位につけている。

モレイラは11度目のIJC出場となる。シンガポール代表として出場した2012年に優勝し、香港では4度のリーディングを獲得。2016/2017年シーズンだけで170勝を挙げた。昨シーズン終盤には、キャスパー・ファウンズ調教師の専属騎手として、同師の5度目の香港調教師リーディング獲得に向け、重要な役割を果たした。

ルメールは2009年、ムーア、ジョニー・ムルタと同点で優勝した。日本を拠点とするフランス人騎手は、JRAリーディング8度の実績を携えて再び出場する。今年は4年連続、通算9度目のJRAリーディングを目指している。

ビュイックは昨年、ブンタベイビーで初戦を制してハッピーバレー初勝利を挙げ、ヒュー・ボウマン騎手と同点の2位に入った。英国リーディング2度の実績を持ち、2024年にはシャティン競馬場のチャンピオンズ&チャターカップをレベルスロマンスで制している。

2023年のIJCで3位に入り、今年で4年連続の出場となるキングは、2025年のフェブラリーステークスをコスタノヴァで制し、女性騎手として初めてJRAの平地G1を制した。

オズボーンは、11月8日から12月23日までの初の香港短期騎乗のさなかに大会を迎える。24歳のオズボーンは9月、ハイウェイマンで英セントレジャーを制し、英国クラシックを勝った史上初の女性騎手となった。その1か月前には、シャーガーカップで英国・アイルランド選抜の主将を務め、香港選抜を破って優勝している。

2025年のアイルランドリーディングジョッキー、マクモナグルは、昨シーズンの香港で10勝を挙げ、11月22日から4か月間の短期騎乗で再び香港を訪れる。23歳の同騎手は今年、ジョセフ・オブライエン調教師の管理馬でエプソムの英オークスと愛オークスを制している。

騎乗馬の割り当ては、大会2日前の12月7日に香港ジョッキークラブ(HKJC)から発表される。IJCは、12月13日にシャティン競馬場で行われる香港国際競走に先立って開催される予定だ。

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