水曜日: 香港に到着!ハッピーバレーで白熱の夜
着陸して、チェックインして、荷物を置いたら、そのまま香港競馬の「熱狂の渦」に飛び込もう。
香港はどこに滞在していても、ハッピーバレー競馬場はそう遠くない。
ハッピーバレー競馬場は、ロンジン・インターナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップ(IJC)の舞台となる。ここへの一番楽しくてリラックスできる行き方は、昔ながらの香港トラムだ。現地の人は「Ding Ding(叮叮)」と呼んでいる。
まずは、行き先表示が『跑馬地(Happy Valley)』となっている車両を探そう。中環(Central)、金鐘(Admiralty)、湾仔(Wan Chai)を抜けていく間、車窓には高層ビルが流れていく。そのまま2階建ての最前列に陣取り、撮影を楽しんでみてはいかがだろうか。
香港の公共交通機関はとてもリーズナブル。路面電車のトラムはたった3.30香港ドル(約50円)だ。
目的地は、ハッピーバレー競馬場と世界の名騎手たちが集うIJC。世界でも有数のエキサイティングなナイター競馬だ。
ビアガーデンへの入場料は、わずか10香港ドル(約200円)。キンキンに冷えたビール、ライブミュージック、そして世界中から集まったファンが、お気に入りの騎手に声援を送る。
香港通のヒント:コース沿いの観戦場所は早めに確保を。運が良ければ、検量所に戻ってくるジョッキーとハイタッチできるかもしれない。さらにおすすめなのは、HKJCの特別な競馬場ツアーを予約すること。ギフトと舞台裏探訪はプライスレスだ。



木曜日: 香港島を観光!食べ歩きはエスカレーターで
なんといっても、まずはグルメ。美食がないと何も始まらない。
香港は美食の大国。点心、ローストグース、寿司、ラーメン、麺類。そしてデザートも。特にエッグタルトは旅行者に大人気だ。
まずは、世界最長の屋外エスカレーター『ミッドレベルズ・エスカレーター(中環至半山自動扶梯)』に乗ろう。そこから、かつての植民地時代の警察施設を再生したアート&歴史地区『大館(Tai Kwun)』へと足を運ぶ。
レストラン、デザインショップ、オープンエアのテラスが立ち並び、午後遅めの散歩にぴったりの場所だ。
エスカレーターがスタウトン・ストリート(士丹頓街)に差し掛かると、『Bakehouse』が見えてくる。ここはサワードウ生地のエッグタルトが大人気を誇る名物店。お店より先に、まず長い行列が目に入るかもしれない。
もう少しフォトジェニックで、かつ人混みを避けたいなら、スタウトンを右に曲がって、上環方面へ向かい、『Po Hing Terrace』エリアに行こう。
ここはタイピンシャン・ストリート(太平山街)沿いで、『PoHo』と呼ばれている。ハリウッド・ロード(荷李活道)からすぐ上がった場所だ。香港の古さと新しさが良い感じに混じり合っている。
骨董品店、壁画、おしゃれなカフェ、大牌檔(ダイパイドン)と呼ばれるローカル食堂が建ち並ぶ、中環から徒歩10分ほどの場所だ。
香港通のヒント:タクシーは不要。香港は歩きやすくて安全な街だ。12月は香港散策にぴったりの季節、歩いた方がたくさんの景色に出会え、地元の人々の暮らしが覗ける裏路地を偶然見つけるかもしれない。

金曜日: 朝食は名馬とともに、そして街を深掘り
アラームは早めにセット。今日は早起きが必須だ。
朝起きたら、シャティン競馬場で行われる『ブレックファスト・ウィズ・ザ・スターズ』へ向かおう。世界最高峰の競走馬たちが、朝の調教に励む様子を間近で見られる。コーヒーとカメラを手に、日曜日の “嵐” の前の静けさを堪能しよう。
朝の調教が終わったら、切り替えて街歩きの一日へ。
パシフィック・プレイス(太古廣場)、ハーバーシティ(海港城)、K11 Museaといったショッピングモールはおすすめだ。ラグジュアリーブランドのブティックと、ローカルのデザインポップアップが並んでいる。
あるいは香港島側に戻り、コーズウェイベイ(銅鑼湾)の活気溢れるショッピングエリアに飛び込むのもいいかもしれない。
香港通のヒント:香港の鉄道『MTR』は速くて安く、とても清潔。シャティン競馬場、ショッピングモール、ハーバーの間を楽に移動できる手段だ。

土曜日: 港を越えて、ベイエリアの文化へ
中環(Central)から九龍(Kowloon)側へ、スターフェリーに乗って5分世界有数の絶景が、たった1米ドル以下で楽しめる。
対岸に着いたら、西九龍文化地区を探索しよう。ここにはM+ミュージアムと香港故宮文化博物館があり、どちらも香港ジョッキークラブ(HKJC)による、都市の文化的未来への投資によって支えられている。
日が傾き始めたら、尖沙咀のプロムナードを歩いてスカイラインを撮るのもいいし、少し北へ向かって旺角(Mong Kok)や油麻地(Yau Ma Tei)へ行き、ストリートマーケット、ネオンサイン、真夜中の湯気立つ麺料理を楽しむのもおすすめだ。
香港通のヒント:西九龍のベイエリアで、夕暮れ時に一杯。香港の美しい街並みを、完璧に撮れること間違いなし。

日曜日: さあメインイベント!香港国際競走が開幕!
いよいよレースデー。待ちに待ったビッグデイだ。
ロンジン・香港国際競走(HKIR)は、世界のトップホースがシャティン競馬場に集結し、香港ヴァーズ、香港スプリント、香港マイル、香港カップ、この4つのG1レースで激突する一日だ。
世界の名馬たちが、カーインライジング、ヴォイッジバブル、ロマンチックウォリアーといった香港の英雄たちに挑む。
シャティン競馬場への来場は早めに。開門は正午前、雰囲気はあっという間にボルテージが上がっていく。
HKJCは、来場者がストレスなく楽しめるよう、様々なサービスを用意している。ガイド付きツアー、会員さながらの特典、記念品ギフト、ゆったりした座席、そして限定の舞台裏公開など。
HKJC主催の公式ツアーに申し込んで、競馬場を “生涯一度” 体験を味わってみよう。

香港通のヒント:アクセスはMTRの『馬場駅』が最寄り。直通で、早くて、競馬場の入口の真ん前に着く。すべての電車が馬場駅に停車するわけではないので、案内表示は要チェック。大レースの日なら、競馬新聞を手にした人が目印になるかも。
よりプレミアムな体験を求めるなら、Idol Horse主催の『Horse Racing United @ 香港国際競走』イベントがおすすめ。
Idol Horse編集部、通訳、そして世界中から参加するゲストたちとともに、ゴール板からわずか150メートルの6階プライベートボックスで、スペシャルな一日を過ごすことができる。
ビュッフェランチ、フリーフロードリンク、そして限定ギフトが3万円のパッケージにすべて含まれており、競馬場ツアーもセットになっている。
イベントの詳細は以下のバナーからご覧ください。
